同局職員は14日、観光客からの通報を受けて現地に向かったが、既に大半が死亡していた。残りのクジラについては、15日の高潮で海に戻ることが期待されたが、クジラたちは再び岸に戻ってきてしまった。16日早朝の時点で18頭が生き残っていたが、苦痛を長引かせるだけだとして、安楽死に踏み切ったという。
体長が最大6メートルにもなるゴンドウクジラは、ニュージーランド近海では最も一般的なクジラだが、大量座礁は年に2、3回発生している。
原因は不明だが、クジラの音波探知機が浅海で狂う、病気のクジラが岸に向かって泳ぎ始めると他のクジラたちも追随する、などの可能性が挙がっている。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2840943/8089912
4日夜、茨城県鹿嶋市の下津海岸にクジラ52頭が打ち上げられていたのが発見された。5日朝から地元住民や同市職員らが救出活動にあたったが、既に半数以上が死んでいた。
そしてニュージーランドを襲った大地震の2日前に(2月20日)にも、ニュージーランドのスチュワート島という小さな島にクジラが107頭、打ち上げられていたことがわかった。
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