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欧州の財政破たん懸念が意識されていることで、NY商品取引所の金先物相場は連騰で、
1オンス=1590.1ドルと史上最高値となった。足元は買い支えの要因があり、安心かに見える。
その一方で、個人の売買が禁止されるために、価格上昇の要因が消えるのではないか、という見方もできる。
ただ、もっと恐いことは、この法律の本音の部分。米国経済が破綻した際に、国民がドルを売って
金を買う動きを前もってできないようにしようとするものだからだ。現在は、国債発行上限枠の
撤廃に向けて、政府は間もなく迫るタイムリミットまでギリギリの調整を行っているところ。
日本では大きく報道されていないが、米国債のデフォルトを最悪視野に入れているとも言えなくはない。
そうなれば、資本主義経済の総本山が大激震に見舞われた以上は、米国内だけで収まるはずもない。
米国は過去には、世界大恐慌時に、一部で金の売買を禁じたこともあった。破たんを意識したものなのか、
どうか? まずは週明けの相場がどのような答えを出すのか注視したい。
ちなみに、いくつか例外もある。その一つに、世帯年収で約2400万円以上ある家庭は免除されている。
なでしこジャパンの快挙には、東日本大震災後の消費の自粛ムードを和らげ、
「1兆円超の経済効果を生む」との試算も登場した。
「なでしこジャパンは国民に明るい希望を与えた。国内の消費マインドは上向くだろう」。
第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストはこう予測する。
若者層を中心に自粛ムードの緩和は裾野まで広がるといい、「デパートなどでのセールもこれから。
一気に消費が盛り上がるのでは」と期待する。
テレビコマーシャルの好感度調査などを手がけるCM総合研究所は「経済効果が1兆円を超える」と
試算する。ユニホームなど関連グッズの売り上げ増も見込まれるからだ。
最優秀選手に選ばれた沢穂希選手らの企業CM起用による効果のほか、「海外の日本への
注目が強まった」として、日本製品の売り上げが伸び、訪日観光客が増えると強気だ。
2010年のW杯南アフリカ大会は、関連収入だけで約80億ドル(約6320億円)にのぼり、
波及効果も巨額で、「世界経済回復の助けになった」と評された。
なでしこジャパン効果も、今後の“進撃”が期待される。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110718/fnc11071819490002-n1.htm
同省によると、ESFは東日本大震災後の急激な円高に対応して3月にG7が実施した協調介入でも利用された。
米国の債務残高は5月中旬に上限に到達。
財務省はこれまでに州・地方政府の資金調達支援策や財務省証券での年金運用を停止するなどの措置を取ってきており、ESFは最後の手段。
【ニューヨーク=小谷野太郎】米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、米国の国債格付けを最上級の
「Aaa」から引き下げ方向で見直すと発表した。
米連邦政府の総債務残高の法定上限の引き上げに向けた米議会の与野党協議が難航しており、「米国債が短期的なデフォルト
(債務不履行)に陥る危険が高まっている」と指摘した。 米政府の債務残高は5月半ばに法律で定めた上限である14兆2940億ドルに達した。
このままでは米国債の借り換えなどができなくなるデフォルトに陥るため、米財務省は、年金基金などの資金を米国債の償還資金に充てている。
だが、この資金も8月2日には底をつくとみられている。米議会が法定上限の引き上げで合意しても、議会手続きに10日程度かかるため、
7月22日ごろが事実上の合意のタイムリミットとされる。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110714-OYT1T00401.htm
東日本大震災の復興策の財源に、政府内で酒税の増税や携帯電話の「電波利用料」の引き上げ分を充てる案が浮上していることが11日、分かった。
政府は週内にも関係閣僚会議を開いて臨時増税の議論を始める。10兆円を上回るとみられる復興財源の大半は所得税や法人税など
「基幹税」の増税で賄う方向で、酒税や電波利用料は、これを補うものとなりそうだ。酒税は、ビールやワインなど酒の種類ごとに、
量やアルコール度数に応じてメーカーや輸入業者に課税され、税金は小売価格に上乗せされている。財務省によると2010年度の税収は約1・4兆円で、
うちビールが5割弱を占めて最も多い。
電波利用料は、携帯電話の端末数や基地局数などに応じて、通信会社などが国に支払っている。総務省によると、09年度の利用料の総額は約643億円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000056-yom-pol
消費税は別途10%に増税してさらに増税へ
16年度以降にさらなる消費増税必要-与謝野担当相
与謝野馨社会保障・税一体改革担当相は7月8日の閣議後の記者会見で、政府・与党が決定した社会保障・税一体改革成案に盛り込まれている
2010年代半ばまでの消費増税について、「今回5%(の引き上げ)をお願いして、それで無事にずっといく保証はない」と述べ、
16年度以降にさらなる消費税率の引き上げが必要との考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000000-cbn-soci
12日の東京外国為替市場で、円相場は大幅に続伸。17時時点では前日の同時点に比べ1円05銭の円高・ドル安の1ドル=79円69~71銭近辺で推移している。
米国の連邦債務の上限問題に進展が見られないことを手掛かりに円買い・ドル売りが先行した。
欧州の債務問題の深刻化懸念を背景に、ユーロが円やドルに対して売られる動きが、対ドルの円買いにも波及した。
アジア各国・地域の株式相場が軒並み下落するなど投資家の…
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C938181E29B9F9
4E2E48DE3E0E2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL
今日の国内市況:株は反落・債券反発、ユーロ下落-債務危機が拡大
[前略]
ユーロ下落-債務危機拡大を懸念
東京外国為替市場ではユーロが下落。欧州債務危機の拡大懸念を背景にユーロ売りが先行し、ユーロ・ドル相場は2週間ぶりに1ユーロ=1.4200ドルを割り込んだ。
また、米国の雇用低迷や中国のインフレ加速など世界景気の先行き不透明感が強まるなか、
リスク回避の動きから低金利で調達通貨とされるドルは主要通貨に対して全面高の展開。ドルと同様に低金利の円も堅調に推移した。
ユーロ・ドル相場は1.4300ドル付近から一時、1.4165ドルと6月27日以来の水準までユーロ安が進行。
ユーロ・円相場も1ユーロ=115円台前半から一時、114円40銭と2週間ぶりのユーロ安値を付ける場面が見られた。
ドル・円相場はユーロに比べて小動きだったが、前週末に付けた今月1日以来のドル安・円高水準1ドル=80円50銭付近からドルがじり高となり、午後には一時80円83銭を付けた。
前週末の海外市場では日米金利差の縮小を背景に、6月1日以来のドル高・円安水準となる81円48銭からドル安・円高に振れていた。
8日の欧州市場では、ギリシャ債務危機がイタリアに波及するとの懸念から伊国債利回りが9年ぶり高水準に上昇。
株式市場では同国の大手銀行株が約2年ぶり安値へ急落した。11日にはスペインとドイツの10年物国債利回り格差がユーロ導入後の最大を更新。
ロンドン時間午前8時6分現在では300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。
欧州の首脳はギリシャへの新たな救済計画の一環として、同国国債の一部デフォルト(債務不履行)を容認する用意があると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が複数の高官の話を基に伝えた。
独紙ハンデルスブラットは、ECBがユーロ圏の国がデフォルトした場合について民間の銀行にアドバイスを求める、と報じた。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 野澤茂樹
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=acllTJZotkT8
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題で、県主催による県民説明会が8日夜、
同県多久市の市中央公民館で開かれ、国の担当者が安全対策について説明した。国が「安全宣言」後に
全原発へのストレステスト(耐性試験)実施に転じ、九電の「やらせメール」問題も発覚。再開時期は見通しが
立たなくなり、説明会そのものの意義付けも宙に浮く中、参加県民からは厳しい意見が相次ぎ、政府不信が
渦巻いた。
説明会は、先月26日の国主催の住民説明番組が、参加住民を7人に限定したことなどに批判を受けたことか
ら続編として県が企画した。前回参加した住民のうち4人がパネリストとして再び出席。公募で選ばれた県民ら
約430人も参加した。
パネル討論では、進行役を務める寺崎宗俊・佐賀新聞編集主幹が冒頭から、「九電のメール事件。
あえて『事件』と言わせてもらう。さもしい発想で残念だ」と九電を痛烈に批判。急きょ政府が実施を決めたスト
レステストも「何をいつまでにやるのか。何も分かっていない」と疑問を呈した。
こうした会場の雰囲気を察してか、原子力安全・保安院の山本哲也課長は「地元に大変な混乱を与え、おわび
したい」と平身低頭。だが説明は従来の緊急安全対策の内容に終始し、ストレステストについて聞かれても「内
容、時期は明確に申し上げられない」。「どうして安全宣言の前にテストをやらないのか」との質問が出ると、会
場からは「そうだ!」と大声が上がった。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110709k0000e040001000c.html
全原発にストレステストを=安全評価強化で一致-IAEA閣僚級会合
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201106/2011062100918
米労働省が8日発表した6月の雇用統計によると、失業率は9.2%と、3カ月連続で上昇し、
2010年12月(9.4%)以来の最悪となった。5月は9.1%だった。また、景気動向を反映する
非農業部門就業者数は季節調整済みで前月比1万8000人増にとどまり、増加幅は前月
(2万5000人増)から縮小した。景気鈍化懸念が一段と強まりそうだ。
市場予想(時事通信調べ)は、失業率が9.1%、非農業部門就業者数が10万人増だった。
これはひどい