被災地をトラックで視察した際は、笑顔で住民に手を振っていたインラック氏も、26日に政府の洪水被害対策センターを訪れ、記者団に囲まれたときは疲れた表情を隠せなかった。
バンコク北部への浸水が始まると、目に涙を浮かべもした。25日夜のテレビ演説では
「首都全域が浸水する恐れもある」と、厳しい表情で警戒を呼びかけた。
後ろ盾であり海外にいる兄のタクシン元首相とは、どのようなやりとりをしているか明らかではないが、タクシン氏の「院政」も、この混乱を極めた状況下では及びようがない。
国民の政権、政府への不満は鬱(うっ)積(せき)するばかりだ。被災者の多くが「政府は何もしてくれない」と訴える。「避難の指示や情報を伝えるのが、遅いうえにあいまいで、政府の言うことはあてにならない」という不信感も強い。同様の不満は、被災した企業をはじめ
産業界の間にもある。
首相は19日に「政府は国民に事実を隠すことなく、すべて伝える」と、信頼回復に努める姿勢を示したが、事態改善の兆しはみられない。
洪水への対応と対策のまずさの背景のひとつとして、野党・民主党に所属し、バンコクの知事であるスクムパン氏との対立も取り沙汰されてきた。
それを象徴するのが“水門事件”だ。バンコクへの浸水が始まると、首相は知事に運河の水門をすべて開けるよう指示した。しかし、スクムパン氏は「水門を100%開けることはない」と言明、方針の違いが混乱に拍車をかける結果となった。ある地元紙記者は「このままいけば、首相は間違いなく政治的窮地に立たされる」と話した。(抜粋)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111026/asi11102622190006-n1.htm
日本で例えるなら、都心が水没しないように、埼玉、千葉は水浸しのままで放置しとけ。
って言ってるようなもん。
利根川の水源のある群馬の山奥で豪雨になって、利根川水系が洪水になって、今は東京がヤバイみたいな感じ。
利根川水系と信濃川水系位違う
水門の件ですが、開けるそうです。
水門は幅6mとかだそうですが、
水が幅100m以上で押し寄せており、
閉めてる意味が無いそうです。
逆に、閉めとくと水圧で破損するとか。
ひかないというより、まだ流れている途中じゃないかな
残念
タイの保健省の発表じゃなかったか?
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