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福岡市博物館は25日、常設展示している国宝の「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印=写真、福岡市提供=を、空調設備の改修工事で休館する間、市美術館(中央区)で公開すると発表した。
11月8日から来年4月1日まで。
博物館によると、金印は1784年(天明4年)、東区の志賀島で発見された。
その後、筑前藩主・黒田家に伝わり、1978年に寄贈を受けた福岡市が市美術館で常設展示。
90年10月の博物館開館に合わせて移された。
博物館は約29万8000点の資料を収蔵しているが、博物館は「金印目当てに訪れる観光客もいるため、
金印に限って移して公開する」としている。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/history/20111026-OYS8T00174.htm