|
|
雨だね。
わたしは大きめのビニール傘を持って出掛けました。
ちょっくらお店を見たかったので
お店の傘立てに傘を差しました。
10分くらいでお店を出ました。
傘立ての中から自分の傘を探します。
。。。ない
わたしのがない。。。
変わりに見慣れぬ傘がポツンと一つ。
(あーあ、誰かわたしの持ってっちゃったぁ。)
しばしわたしと傘のにらめっこ。
外は雨。
誰かがわたしの傘を持っていってしまったのだから
わたしはその傘を使うしかなく
なんとなく複雑な思いで傘を開く。
錆びている。。。
穴が空いている。。。
雨、冷たいなぁ
わたしの傘よ、どこにいる?
どこかで大切にしてもらうんだよ。
さ
よ
な
ら
自分がされて嫌なことをなぜ他人にするのか全く理解できん
アンタの傘を盗んだヤツも、他の人に傘を盗まれた人かもしれない。
アンタが盗んだ傘の持ち主は、誰かの傘を盗むかもしれない。
負の連鎖は、誰かが止めなければ終わらないんだよ。
錆びて穴が開いた傘だけど、実は持ち主が捨てられずにいた思い出の傘だったらどうすんの。
自分が不幸なら、他人を不幸にしてもいいんすか?
ツイート |